2019年6月1日
遺品整理士 特殊清掃士
遺品整理を行う者 特殊清掃を行う者はそれぞれ 遺品整理士認定協会 事件現場特殊清掃士センター により発行される資格を有している必要があります。
厳密に言えば国家資格ではありませんので、必ず取得しなくてはいけないと言うことではありません。
しかし遺品整理が周知されてきた今、遺品整理の需要は高まってきています。
同時に遺品整理を扱う業者も増加しています。
中には全く知識も無く、不用品回収と同じ意識で営業している事業所もあります。
遺品整理士の有資格者と無資格者の違い
遺品整理士の資格を取得する際には
・遺品整理の仕方
・遺品の取り扱い方
・個人情報の取り扱い
・コンプライアンスや法律
など、ほかにもたくさんの知識と意識を学びます。
遺品整理士の資格があるというのは遺品整理を適切に行うことのできる証なのです。
無資格で遺品整理をしている事業所はこれらの知識や意識を持っていませんので、依頼する際には遺品整理士の有資格者が在籍しているかどうかを基準に選びましょう。
遺品整理士が在籍している事業所を利用するメリット・デメリット
メリット
・遺品整理について精通している為、あらゆるケースにも対応
・遺品の正しい取り扱いを知っている
・コンプライアンスを重んじている為個人情報の取り扱いはもちろんのこと、回収した物品も適正に処理する
デメリット
・すべての工程を適正に行うため無資格事業所と比較すると作業費がやや高くなる。
では、特殊清掃士とは何か
特殊清掃士の正式な名称は事件現場特殊清士と言います。
事件現場特殊清掃士(以下特殊清掃士)は事件現場特殊清掃士センターにより発行されます。
遺品整理士とは似て非なる資格であります。
簡単に伝えるなら、事件現場特殊清掃士センター で特殊清掃のいろはを学んだ者の証です。
特殊清掃は単なる清掃とは異なり、様々な知識や深い理解が必要となってきます。
汚れの種類と薬剤の相性
ここで述べる汚れとは油汚れやホコリ、ヤニとは別物です。
もちろんこう言った汚れにも精通しておりますが特殊清掃での汚れとは
生ごみの腐敗
犬や猫などによる獣汚れ
孤独死などによる体液痕
これらは通常の清掃では綺麗にできません。
そして同時に臭いを発します。
特殊清掃士は目で見える汚れ以外にも、目に見えない臭いも落とすことが可能です。
そしてそれぞれに適切な処理法と適切な薬剤が存在します。
特殊清掃についてはこちらで詳しくご紹介しております。
特殊清掃が必要な例
・空き家にしていた物件が野良猫の住処になっていた。
・ゴミ屋敷になってしまい、各所から異臭がする
・孤独死や事故死後の部屋の片づけ
程度のよって不要なケースもありますが、ほとんどの場合必要となってきます。
そしてそれぞれ施工賃は変わってきます。
無資格事業所と有資格事業所とでは、施行賃に大きな差が出てきます。
もちろん無資格で行うほうが安く作業に取り掛かってもらえます。
なぜなら知識も薬剤も無く行うため、何も準備する必要がない為です。
しかし
無資格の事業所に作業依頼すると、まず作業は完璧に行われないでしょう。
雑巾と洗剤では汚れは落ちません。
そして消臭作業が必要になった場合、O3発生機材がない為市販の消臭スプレーなどを用いて行う事業所もあります。
それでは清掃も消臭もできません。
よって、さらに別業者に依頼することになり二度手間や無駄に費用がかかってきます。
たかが汚れされど汚れです。
スターチスでは 両資格者が在籍の安心事業所ですので、お気軽にご相談ください。